nekura poem

インターネットの孤島

トライメロイ

体調不良で強制的に行動・思考が制限されると気持ちいい。

考えるのに労力がかかる俗世間のことは忘れて、私好みの陰鬱な妄想に集中できるから。

靄のかかった頭と狭くなる視界、微かに聞こえる耳鳴りが水中の様相を呈している。

幼少期に通っていたスイミングスクールを思い出す。冬、もう遅い時間で外も暗くて、そんなときに浸かるプールは学校の授業とは違う味わいだ。